2022年4月05日
「一回やってみる」がなぜ大切か
一回、やってみたらいいんじゃない?
大人になるって…
大人になって強く実感する変化の一つに、ああだこうだ頭の中でこねくり回して、結局やっぱりダメか、とか、しんどいよなあ、とか、別にやってみてもないのに結論に辿り着いてしまって、特に何もできないまま思考を巡らせた時間だけを消費して終わる、ということが増えた、というのがある。
なぜそうなるのか、についての答えは自分の中では明確に出ていて、一番大きいのは、「経験」が邪魔をするからだと思う。
経験
どんな大きいものであれ、小さいものであれ、経験というのは生きている限り必ず積み上げられるものであって、良い経験は良く作用すれば「自信」になり、悪く作用すれば「奢り」になる。そして失敗は「恐怖」にもなる。
中学受験や大学受験に成功を続けていると、たまに「お前は失敗を知らないからダメ」みたいな謎レッテルを貼られるときがあるのだけれども。
むしろ失敗したくなくて失敗を積み重ねた先にそういったポイントで失敗を起こさずに済んでいるだけ。大きな失敗を知らないからダメ、と言いたいのであれば、それはそうかもしれないが、そもそも失敗の大小なんてのはかなり個々人の感覚に依るものだ。 好きな子に告白した失敗を大学受験なんかよりよっぽど大きい失敗と感じる人も居ればさっさと次に切り替えられる人もいる。
ちょっと話がそれたけど、要するに人は常に過去の自分のしてきたことを元に次の行動のための判断をとるのだと思うし、判断の連続である人生の中では必然的に経験が積み上がるほどその判断に時間を要したり素早さが失われるのは仕方が無いものだと思う。
だからこそ、初心に立ち返って
結果として、ああだこうだ、と会議室で言い合ったりして、肝心の手が動かない。
それぞれの経験をぶつけ合うのはすごくいいのだが、さっさとやれることは一回やってみたらいい。
これはビジネスでもそうだし、趣味でもそう。
やりたいことがあれば、そのために学ぶ手段は既にもうかなり充実している。
YouTubeを開けば、プロがあり得ないほど高い質の動画を無料で公開していたりする。
特に子供や学生さんは、とにかく何でも飛び込んでみればいいと思う。大人がやるべきは、最初の頃に簡単なガードレールを敷いてやるくらい。なんなら、それもある程度すれば自分で見えてくるはず。
そして僕ら大人も、そんな子供達の背中から学べることはたくさんある。何も余計なことを考えず、まっすぐ進む力を持つことは、積み上がった経験より時に価値がある。
そして何事も完璧を求めすぎない。ちょっとずつちょっとずつ、やれることから継続していくのがすごく大切。
今は逆に調べればある人はこう言っていて、違う人はこう言っていて…みたいなことが多すぎて、特に効率を求めすぎて最善の方法は何か、みたいな方法論に迷い込んでしまうこともある。
方法論なんてのは、後から後から自分に合った形で修正をかけていくのが良い。
今自分にはいくつかやりたいことがある。幸いにも今回は良い感じに記事書きも続いている。もっともっと自分から発信していく場を充実させていきたい。 そう思えている限りは、健康で元気で居られそうな感じもある。
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